舞城王太郎『されど私の可愛い檸檬』：タイタンの妖女ここではバカはほめ言葉です：SSブログ

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舞城王太郎『されど私の可愛い檸檬』　[その他の本] [編集]

いわゆる普通の日本の文学だ。
こういう愛や死や人生や仕事や人間関係をテーマにして、
それを直接書いてあるような小説は嫌だ。

もっと、
わあ宇宙人が攻めてきてタイヘンだあ。とか
わあ密室で人が死んでいるぞなんだこれは。とか
あるいは、単に駄洒落を成立させるために存在している小説なんかが好きだ。

そういった作品でも、登場人物の言動やそれによって引き起こされる出来事などから
間接的に、愛や死や人生や仕事や人間関係について考えさせられることはあるし、
第一そっちの方が読んでて楽しいじゃん。