グレッグ・イーガン『ビット・プレイヤー』 [SF・ミステリなど]
また、SF短編集を読んだ
どうも長編SFは読み始めるのが億劫で、短編ばかり読んでしまう
まあ、しばらくはこれで良いか
あ、この本ですが、粒ぞろいでした
どうも長編SFは読み始めるのが億劫で、短編ばかり読んでしまう
まあ、しばらくはこれで良いか
あ、この本ですが、粒ぞろいでした
タグ:グレッグ・イーガン
宮内悠介『国歌を作った男』 [SF・ミステリなど]
うまい作家だし嫌いではないが、
なぜか、長編は何冊か途中で読むのをやめてしまった
読みやすい語り口に反して、実はシリアスな問題意識がうかがえるからかな
私にとってそんな作家だ。宮内悠介氏は
これは、バラエティーにとんだ好短編集だった
最後まで楽しく読みました
なぜか、長編は何冊か途中で読むのをやめてしまった
読みやすい語り口に反して、実はシリアスな問題意識がうかがえるからかな
私にとってそんな作家だ。宮内悠介氏は
これは、バラエティーにとんだ好短編集だった
最後まで楽しく読みました
タグ:宮内悠介
高野史緒『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』 [SF・ミステリなど]
良い小説だった
良いSFと言うより、SF的設定を用いた良い小説だと思う
そんな区別に意味は無いんだけど
良いSFと言うより、SF的設定を用いた良い小説だと思う
そんな区別に意味は無いんだけど
グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 高野 史緒
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2023/07/19
- メディア: Kindle版
タグ:高野史緒
森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』 [SF・ミステリなど]
小説には2つのタイプがある
超自然的なものを受け入れるものと受け入れないものだ
それから、そのどちらかはっきりさせないものもある
あ、3タイプか
この小説は、どのタイプかはっきりしないまま進んでいくし、ホームズはスランプだし、
本の真ん中あたりまで面白くない
しかし、ヴィクトリア朝京都の登場人物がロンドンという聞いたこともない都市を想像するあたりから
俄然面白くなる
いま読んでいる部分が、この想像し想像される関係においてどういう位置づけになるのか
読んでいる時点ではわからないので、心地よい不安感を味わえる
超自然的なものを受け入れるものと受け入れないものだ
それから、そのどちらかはっきりさせないものもある
あ、3タイプか
この小説は、どのタイプかはっきりしないまま進んでいくし、ホームズはスランプだし、
本の真ん中あたりまで面白くない
しかし、ヴィクトリア朝京都の登場人物がロンドンという聞いたこともない都市を想像するあたりから
俄然面白くなる
いま読んでいる部分が、この想像し想像される関係においてどういう位置づけになるのか
読んでいる時点ではわからないので、心地よい不安感を味わえる
タグ:森見登美彦
中村融編『宇宙探査SF傑作選 星、はるか遠く』 [SF・ミステリなど]
小田雅久仁『禍』 [SF・ミステリなど]
奇譚集だ
奇譚なのでちょっとした恐怖、不安、不快感を味あわされる
それを気にして読まないというのは損だ
奇譚なのでちょっとした恐怖、不安、不快感を味あわされる
それを気にして読まないというのは損だ
タグ:小田雅久仁
万城目学『八月の御所グラウンド』 [SF・ミステリなど]
最近の万城目はイマイチで、途中で読むのをやめた本も何冊かある
しかしこれは、ベタだけど良い話だ
京都と野球とお盆の三題噺として最高の出来だ
野球を題材にした感動的な文章はいくつもあったなあと思い出された
一方、サッカーやバスケは文章では魅力が伝えきれないところが、それらの魅力なのだろう
そんなことを、考えました
「みんな野球がやりたかったんだ」というフレーズが心に沁みる
しかしこれは、ベタだけど良い話だ
京都と野球とお盆の三題噺として最高の出来だ
野球を題材にした感動的な文章はいくつもあったなあと思い出された
一方、サッカーやバスケは文章では魅力が伝えきれないところが、それらの魅力なのだろう
そんなことを、考えました
「みんな野球がやりたかったんだ」というフレーズが心に沁みる
タグ:万城目学
倉知淳『恋する殺人者』 [SF・ミステリなど]
読まなくても良かったかな
途中でやめてしまおうかと思ったが、
最後に何かあるらしいという紹介文と
作者に対する信頼で読み終えた
軽いミステリーでした
途中でやめてしまおうかと思ったが、
最後に何かあるらしいという紹介文と
作者に対する信頼で読み終えた
軽いミステリーでした
タグ:倉知淳
山田正紀『大江戸ミッション・インポッシブル 幽霊船を奪え』 [SF・ミステリなど]
シリーズ2作目で最終巻
話しの大筋より、次々に現れるすごい奴らの
スゴさを味わうのが良い
途中でそう気づきました
話しの大筋より、次々に現れるすごい奴らの
スゴさを味わうのが良い
途中でそう気づきました
大江戸ミッション・インポッシブル 幽霊船を奪え かわせみ若菜盗物帳 (講談社文庫)
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/12/13
- メディア: Kindle版
タグ:山田正紀