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瀬名秀明 『デカルトの密室』 [SF・ミステリなど]

 評判が良いようなので期待していたが、あまり楽しめなかった。ロボットのケンイチ君を除いてキャラが立っていない感じ。(たいがいの小説をキャラ萌え読みをしている自分が悪いのか?感情移入できることが人間とアンドロイドの違いだとP.K.ディックも言ってたのに。)
 また、個々の場面はスゴイのだが、全体としてスゴサが感じられなかった。読み終わった後で自分で振り返り、考え再確認・再構築することが必要か?ロボットも(小説を)書くことによって自由を獲得するという登場人物の発言には共感した。ブロガーのやってることってそれか。

デカルトの密室

デカルトの密室

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: 単行本


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