中沢新一 『三位一体モデル TRINITY』 [ビートルズ]
三位一体モデルをビートルズに当てはめてみる。
父は、ロックンロールの基盤であるビートを担うドラムス、あるいはリンゴ。(リンゴのドラムは、でっかい音で確実なビートを刻むという最重要な基本性能に優れていると思う)
子は、ジョン、ポール、ジョージだ。この歌いたくてしょうがない、ギターを弾きたくてしょうがない三人が、父の理想を実現した。
増殖する精霊は、楽曲だ。彼ら自身のレコード・CDは多くの人に聴かれているし、さまざまなプレーヤーによりさまざまアレンジで演奏されている。
三位一体モデルがうまく言った例なのだと思う。
コメント 0