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フィリップ・K・ディック 『去年を待ちながら』 [SF・ミステリなど]

冒頭から魅力的でない登場人物たちの面白くない話が続く。
中盤、ドラッグ描写のあたりから俄然面白くなってくる。
そして、ディックならではの現実崩壊感がいくらか味わえる。
しかし、終盤もうひとつ盛り上がらない。

ディックの数ある傑作群からは一段落ちるなあ。
でも、読んだ時間がムダと言うほど悪くはないよ。

去年を待ちながら〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)

去年を待ちながら〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フィリップ・K・ディック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/09/21
  • メディア: 文庫



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