『タイタンの妖女』について [Al Stewart]
初めてブログを開設しました。
タイトルは、イギリスのシンガー・ソング・ライターAl Stewartの曲名かつ、カート・ヴォネガット・ジュニアの小説題名です。Al Stewartの「Sirens Of Titan」は、その小説を題材にしていて、小説にも出てくる"I was the victim of a series of accidents as are we all"という、ほろ苦い諦めを感じさせるフレーズが印象的です。
70年代後半には毎週欠かさず聞いていたラジオ関東(当時)の全米TOP40で、代表曲「Year Of The Cat」を知りAl Stewartっていいぞと思い、ジャケ買いした『Modern Times』に「Sirens Of Titan」が収録されていました。(注意:『Modern Times』に「Year Of The Cat」は入っていません。)
Al Stewartは、ほかには歴史上の事件・人物を題材にした曲が多いです。「The News from Spain」とか。「Nostradamus」とか。
すでに何冊か読んでいたカート・ヴォネガット・ジュニアの「タイタンの妖女」について歌われていて、うれしい驚きでした。(カート・ヴォネガット・ジュニアでは「猫のゆりかご」のほうがわかりやすく好きでしたが。)
『Year of the Cat』こちらも素敵なジャケット。
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