有栖川有栖『濱地健三郎の幽たる事件簿』 [SF・ミステリなど]
連作短編集。
あとがきにあるように怪談とミステリーの間をねらったもの。
ねらいは成功している。各編ほどよい長さで読みやすい。
作品ごとに趣向がそれぞれ異なるのも良い。
ただ探偵役が全能的なのが、ちょっと気になる。
あとがきにあるように怪談とミステリーの間をねらったもの。
ねらいは成功している。各編ほどよい長さで読みやすい。
作品ごとに趣向がそれぞれ異なるのも良い。
ただ探偵役が全能的なのが、ちょっと気になる。
濱地健三郎の幽【かくれ】たる事件簿 濱地健三郎シリーズ (角川書店単行本)
- 作者: 有栖川 有栖
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2020/05/02
- メディア: Kindle版
タグ:有栖川有栖
フィリップ・K・ディック『タイタンのゲーム・プレーヤー』 [SF・ミステリなど]
ディックらしい設定やガジェットや登場人物。
次々と起こる予期せぬ事態。
いかにもディックらしい作品だがつまらない。
途中までは良い調子なのだが…
次々と起こる予期せぬ事態。
いかにもディックらしい作品だがつまらない。
途中までは良い調子なのだが…
タグ:フィリップ・K・ディック
森博嗣『キャサリンはどのように子供を産んだのか?』 [SF・ミステリ 森博嗣]
作品と直接関係ないが、主人公の発言から発想したことを書くよ。
エネルギーが唯一、人間とAI共通に必要なものだ。
人間は将棋でもAIに勝てなくなってきたが、
消費エネルギーで縛るのはどうだろう。
人間に勝ったAIの消費電力がどのくらいか知らないのだが、
もしAIが人間より多くのエネルギーを消費しているのなら、
対局中の消費エネルギーに制約を設ければ、人間に勝目が出てくるよね。
エネルギーが唯一、人間とAI共通に必要なものだ。
人間は将棋でもAIに勝てなくなってきたが、
消費エネルギーで縛るのはどうだろう。
人間に勝ったAIの消費電力がどのくらいか知らないのだが、
もしAIが人間より多くのエネルギーを消費しているのなら、
対局中の消費エネルギーに制約を設ければ、人間に勝目が出てくるよね。
キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)
- 作者: 森 博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2020/02/21
- メディア: 文庫
タグ:森博嗣